40歳からのビルメン低空飛行

40歳のおっさんビルメンがゆるーく生きていく日常。

ビルメン イズ デッド

4月1日付けで商業施設のビルメンに

正社員で入社し早10日。

最初の3日間ぐらいは

マジで行きたくなかった。

それはかつてないほどボロ現場だったから

である。

建物はできて40年以上経っており

ホテルと商業施設が合わさっているので

あらゆるトラブルが発生。

しかも意匠関係にお金を使い

設備にはとことんお金を使わない、

というより使えない懐事情があるからだ。

 

ビルメンでは巡回と称して点検表に

各種機器の数値を

書き込んでいく作業があるが、

それは予防保全をする前提の話である。

しかし今回の現場は壊れるまで

使えとの客先側の意向により

巡回点検はただのスタンプラリー状態。

これは意味ないんじゃないか?と

毎回思いながら巡回するのは苦痛である。

各種重要設備がどこか壊れれば

途端に営業不能の危険を孕んでいる

正に地雷現場。

しかも今回はこんな設備の状態で

電気主任技術者をやってくれとのことで

採用されたため来月には選任予定。

現在の主任技術者のおじいちゃんには、

若いし他の会社に行った方がいいんじゃないか?と言われながら働いている。

 

そんな現場なので同じ会社の責任者や

同僚も全くやる気なし。

しかしそんなことが客先の総務にバレれば

クビになるため仕事やってます

アピールだけはみんな凄い。

新人の私にどうでもいい蘊蓄を

客先の前で披露しアピールする

クソじじい。エクセル職人かと思うほど

パソコンにかじりつき点検表の改良を

日々行う中年ハゲおやじetcとんでもない

やつらばかりである。

こんな人たちと働かなければいけない

自分が心底情けなく感じる日々。

これでは前職の派遣社員となにも

変わらないじゃないかと後悔している。

おっさんどもは点検や作業こなすと休む

ヒマがないとのたまわっているが、

新人の自分でさえ毎日5時間ぐらいは

ヒマな時間がある。

業務量は大手のビルメン会社と比べても半分以下。自分が客先の立場だったら有資格者だけ

雇ってあとはクビにするレベルだ。

こんなやつらに金払うぐらいだったら

壊れている汚水ポンプを更新した方が

いいんじゃないか?と本気でおもう。

 

こんな感じなので毎日出勤する度に同僚に

生気を吸い取られていくような感じがする。

 

まさかこんなやる気のない人たちが

いたかと思うと悲しくなる。

もう辞めようかな、、、、