40歳からのビルメン低空飛行

40歳のおっさんビルメンがゆるーく生きていく日常。

悪夢のような一夜

昨日の会社の送別会という悪夢から

無事生還し、今日はどろのように

眠っていた。

数学の勉強してチャリンコでぶらぶら

しようと計画していたが、

予想以上にお酒のダメージが残っていて

1日ダラダラしていた。

意識高い系の映画館にパーフェクトデイズを

観に行きたかったが

体が動かず結局行けなかった。

休日なのに凄く損した気分。

 

昨今会社の飲み会に行く若者たちが

減っているとネットやテレビでよく

目にする。自分は忘年会や節目の

飲み会ぐらいは行った方がいい派だったが、

数年ぶりに仕事の飲み会に参加して

考えが変わった。

 

行かなくていい!!ほとんど時間の無駄!!

 

昨日の飲み会はきつかった。

私が派遣社員として所属する部署は

全員で十数名ほど。

昨日は全員参加だった。

出席率100%。

その上普段あまり接点のない部長まで

ゲストとして緊急参戦。

しかも二次会も強制参加で行く前から

終電を諦めなければならなかった。

遅くなるので昼休憩に妻にラインをした。

 

アリーヴェデルチ

 

仕事が終わりなぜか私は部長と課長に

ロックオンされ職場から一次会の居酒屋まで

3人で向かうことに。

道中わずか5分だったが

30分ぐらいに感じた。

これが相対性理論かと身をもって考えた。

会場に着くと一番のり。

席はど真ん中で部長と課長に

派遣社員の私がサンドイッチされた

状態で着席。

当初の予定では

私は末席で嘱託のおじいちゃんと

ちびちびやりながら、

畑の土づくりについて色々と質問しようと

思っていたがとんだ大誤算。

今週末にはじゃがいもを植えようと

思っていたのでテンションが下がった。

その後すぐに続々と残りの

メンバーが到着し席が変われずスタート。

向かいにチャラ男と赤い彗星

座ってくれたのが少しの救いだった。

あとのメンバーは逃げていった。

世の中は弱肉強食である。

 

お決まりの部長のご挨拶で乾杯し

飲み会がスタート。

そもそも部長や課長とは数回しか

会話したことがなかったので、

ジャブの打ち合いのような

無難な会話が続いた。

前職のことや次の職場、保有資格なんかの

どうでもいい話だ。

一次会のあとに二次会も有志の人たちで

とのことだったがもちろん私は

強制連行。酔いがまわった社員の人たちに

合わせて終始場を盛り上げた。

結局三次会のスナックまで連れていかれ

帰ったのは朝の四時。。。

部長と課長は楽しそうだったが

若手社員たちは説教くらったりパワハラ

されたりでもはや勤務時間と言っても

いいほどだった。

しかもけちなおっさんどもは割カンだった。

酔っ払っていたのに会計のときだけ

妙に冷静になる。

これでは老害と言われても仕方がない。

 

しかし昨今のおっさんどもも

寂しい部分もある。

管理職なので残業代なしで毎日夜遅くまで

仕事をしている。

その上パワハラだのなんだの気を遣いながら

業務をこなし、飲みニケーションも禁止。

昔に比べて若手との交流は明らかに

減っている。そんななかで自分の

気持ちも吐露できず必死に管理職を

やっている。

自分みたいな派遣社員にはわからない

プレッシャーや辛さを抱えているのだろう。

 

ただ何時に帰れるかだけは事前に知りたかった、、、