40歳からのビルメン低空飛行

40歳のおっさんビルメンがゆるーく生きていく日常。

事態は悪化の一途を辿る

商業施設のビルメンに転職して

早くも1ヶ月が経とうとしている。

楽しみと言えば仕事終わりに

ドラッグストアで買って帰るコーラ  750ml

プリングルスを食べるのみである。

お昼は毎日狂ったように

カップヌードルカレー味を食べている。

マンガの美味しんぼで山岡が

「何を食べているかでその人がわかる」

と言っていた。

今の私の食生活は

ストレスマックスで底辺やろう状態だ。

アーメン。神よ、救いの手を。

 

職場は相変わらず頓珍漢野郎どもに

支配されているため右往左往している

状況だ。

つい先日もおしゃべりクソじじいが

大きいホールの冷房の効きが悪いと

ハゲオヤジと騒いでいた。

私が確認に行ってみると設定機の

設定温度が室内温度に比べて高く、

機械は設定温度以下だから送風状態で

正常に動作していた。

「設定下げたら冷えました」と

私が2人に報告すると悔しかったのか

ほぼスルーされた。

よほど自分の知識と経験に

自信があるのだろう。

ならこれくらい気づけよ!

と心のなかで2人に対して叫んだ。

職場で初めてダイニングクルーガー効果を

目の当たりにした。

その後もおしゃべりクソじじいは

ホールの運用の仕方が問題だのなんだの

的外れな理論を展開し、

ハゲオヤジも真剣に議論に参加していた。

最近気付いたが

こいつらはこうやってお喋りで

時間稼ぎをしてさも仕事してます感を

出しやがる。

そんなことよりドブ掃除でもやってくれと

いつも思う。

 

こんな職場だから私は先日本部へ

退職の旨を伝えた。

はっきり言ってもう1日も行きたくない。

どうなることやら、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最悪の状況

ビルメンに復帰して早二週間。

相変わらず事態は好転せず悪化の一途を

辿っている。設備の老朽化でトラブルが

発生しまくるのもきついが、

何より一緒に働いている

上司や同僚が原因だ。

 

1日のシフトは日勤が7時~時、

中番が10時~19時、遅番が13時~22時の

3人で回している。

たまに4人で回す日もあるが基本的に

このサイクルでシフトに入っている。

 

メンバーは全部で4人いる。

1人は私の上司である中年おどおど親父。

ビビりな性格が災いして、

1人では現場の一次対応ができず

しょうもないことでも2人で現場に

行ったりする。しかもおどおどして

お客さんに状況説明しても何も伝わらない。

面接の際に支店のお偉いさんからは、

「仕事のできる責任者がいるから大丈夫!」

と言われたが配属されて2日目で騙された

と思った。仕事できるアピールのために

点検表のどうでもいい箇所をしょっちゅう

修正しているエクセル職人である。

 

もう1人は60前半のクソじじい。

声がでかくとにかくおしゃべりで

専門用語を連発するが全て知ったかぶり。

点検の際、排水槽内の水に浸かっている水中ポンプを見て、「これはモーター部分が水没している!感電する!!」と

意味不明な事を引き継ぎ事項に記載。

水中ポンプという名前のとおり

本来は水に浸かっている状態が正常。

社歴が長いのに

今まで何やってたんだと思った。

クソじじいは自分がやってもいない作業の

担当者の欄に自分の名前をこっそり

書き込んでさも仕事やってます

アピールをする。

先日も私が1人でやった電気工事の欄に

後からこっそり自分の

名前を書き込んでいた。

こんな事するやつ初めてだ。

 

他にもなにもしない地蔵野郎や

知ったかぶりする40歳のこどおじみたいな

やつがあと2人ばかり。

客先の担当者も諦めているのだろう。

最早何も期待してないよという態度である。

 

もう辞めようと決意し昨日は

業務中に職歴書を修正していた。

エージェントに連絡をとり何社か

応募したからだ。

 

ビルメンテナンスで働くのはやっぱり

65歳以降でいいと思った、、、

 

 

ビルメン イズ デッド

4月1日付けで商業施設のビルメンに

正社員で入社し早10日。

最初の3日間ぐらいは

マジで行きたくなかった。

それはかつてないほどボロ現場だったから

である。

建物はできて40年以上経っており

ホテルと商業施設が合わさっているので

あらゆるトラブルが発生。

しかも意匠関係にお金を使い

設備にはとことんお金を使わない、

というより使えない懐事情があるからだ。

 

ビルメンでは巡回と称して点検表に

各種機器の数値を

書き込んでいく作業があるが、

それは予防保全をする前提の話である。

しかし今回の現場は壊れるまで

使えとの客先側の意向により

巡回点検はただのスタンプラリー状態。

これは意味ないんじゃないか?と

毎回思いながら巡回するのは苦痛である。

各種重要設備がどこか壊れれば

途端に営業不能の危険を孕んでいる

正に地雷現場。

しかも今回はこんな設備の状態で

電気主任技術者をやってくれとのことで

採用されたため来月には選任予定。

現在の主任技術者のおじいちゃんには、

若いし他の会社に行った方がいいんじゃないか?と言われながら働いている。

 

そんな現場なので同じ会社の責任者や

同僚も全くやる気なし。

しかしそんなことが客先の総務にバレれば

クビになるため仕事やってます

アピールだけはみんな凄い。

新人の私にどうでもいい蘊蓄を

客先の前で披露しアピールする

クソじじい。エクセル職人かと思うほど

パソコンにかじりつき点検表の改良を

日々行う中年ハゲおやじetcとんでもない

やつらばかりである。

こんな人たちと働かなければいけない

自分が心底情けなく感じる日々。

これでは前職の派遣社員となにも

変わらないじゃないかと後悔している。

おっさんどもは点検や作業こなすと休む

ヒマがないとのたまわっているが、

新人の自分でさえ毎日5時間ぐらいは

ヒマな時間がある。

業務量は大手のビルメン会社と比べても半分以下。自分が客先の立場だったら有資格者だけ

雇ってあとはクビにするレベルだ。

こんなやつらに金払うぐらいだったら

壊れている汚水ポンプを更新した方が

いいんじゃないか?と本気でおもう。

 

こんな感じなので毎日出勤する度に同僚に

生気を吸い取られていくような感じがする。

 

まさかこんなやる気のない人たちが

いたかと思うと悲しくなる。

もう辞めようかな、、、、

 

 

 

 

 

芸術偏差値30後半

先日派遣社員最後の最終出勤を

無事終え、次の仕事まで何日間の

連休に突入中。

ちなみに最終日は嘱託のおじいちゃんと

大谷の違法賭博談義に花が咲いた。

おじいちゃんは終始大谷もギャンブルやって

たんじゃないか?と疑っていた。

真相は闇の中だ。

 

休みといっても共働きのためグータラばかり

もしていられず、家事に大掃除に奮闘中。

妻は期末で忙しいため休みなど

とれるはずもなくほぼ単独行動。

久しぶりに図書館に行ったり本屋に

行ったり1人時間を充実させている。

 

そんななか今日は映画を観に行った。

役所広司主演のパーフェクトデイズだ。

主人公の役所広司演じるトイレ清掃員の

日常を外国人監督が淡々と映したもの。

ネットでの評判も上々で

アカデミーにノミネートもされたらしい。

これは面白いはずだ!とはりきって

映画館に足を運んだ。

 

 

 

が、、、自分にはよく分からなかった。

きっと私は学力の偏差値だけではなく、

芸術的偏差値も低いのだろう。

 

映画はストーリーというストーリーも

あんまりなく中年の独身おやじの

日常にしか自分には見えなかった。

時折脇役の女性たちが主人公の役所広司

好意的になるのだが、

その発想がセクハラおやじ的で

非常に気持ち悪く感じた。

そもそも昔から援交だパパ活だと

世間を騒がせているおっさんに、

なんの損得感情もなく近づく女性が

いるのだろうか?

若い女性に突然キスされたり

中学生ぐらいの姪っ子が突然家出して

訪ねてきたり、

オタクが狂喜乱舞で喜ぶ展開。

おまけに小料理屋の年増の美人女将まで

役所広司に好意的だ。

姪っ子や若い女性は

おっさんの聴く音楽に感銘を

受けるシーンもあった。

音楽はルーリードなんかの

知的なおじさんがいかにも好きそうな

アーティストだった。

それをなんの情報もなく現代っ子が聴いて

一発で気に入るだろうか?

しかもカセットテープで。

 

まだ私が20代前半の頃

音楽フェスに彼女と行った際、

興奮している私を尻目に

「外人のライブは全部同じに見える」

と彼女に言われて落胆した。

彼女は洋楽に全く興味がなかった。

その後彼女はフェス会場で昼寝していた。

昼寝も飽きたのか

トリのマリリンマンソンを観ている途中で、

電車が混むから早めに帰ろうと言われて

会場を後にした。

ジーザスクライストである。

現実はそんなもんである。

 

 

結局この映画はありのままの自分を

女性に理解してもらい

受け入れてほしい

というおっさんの淡い願望を形にした

映画じゃないかとすら思った。

 

主人公の設定ももとは裕福な

家庭出身で元上級国民。

自ら選んでトイレ清掃員として

働いている。

そのため仕事に誇りや拘りを

持っている。

清掃道具を自作してしまうほどだ。

ボロは纏えど心は錦。

武士は食わねど高楊枝。

このようなサムライ精神も

おっさんどもの大好物だろう。

 

自分もおっさんだが

おっさんの悲哀やプライドは

大嫌いだ。

俺もまだまだ若いやつには負けてない!

俺だってこう見えて昔は凄かったんだぜ?

仕事もバリバリで女にモテて!

みたいなクソつまらん話を

何百回聞かされたことか。

 

この映画を観ていると終始

インテリぶったおっさんの息づかいを

感じて気持ち悪かった。

リアルパーフェクトデイズの

自分には世間で言ってるほどこの

映画の良さが全く分からなかった。

※以上全て芸術偏差値30後半超個人的な感想でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悪夢のような一夜

昨日の会社の送別会という悪夢から

無事生還し、今日はどろのように

眠っていた。

数学の勉強してチャリンコでぶらぶら

しようと計画していたが、

予想以上にお酒のダメージが残っていて

1日ダラダラしていた。

意識高い系の映画館にパーフェクトデイズを

観に行きたかったが

体が動かず結局行けなかった。

休日なのに凄く損した気分。

 

昨今会社の飲み会に行く若者たちが

減っているとネットやテレビでよく

目にする。自分は忘年会や節目の

飲み会ぐらいは行った方がいい派だったが、

数年ぶりに仕事の飲み会に参加して

考えが変わった。

 

行かなくていい!!ほとんど時間の無駄!!

 

昨日の飲み会はきつかった。

私が派遣社員として所属する部署は

全員で十数名ほど。

昨日は全員参加だった。

出席率100%。

その上普段あまり接点のない部長まで

ゲストとして緊急参戦。

しかも二次会も強制参加で行く前から

終電を諦めなければならなかった。

遅くなるので昼休憩に妻にラインをした。

 

アリーヴェデルチ

 

仕事が終わりなぜか私は部長と課長に

ロックオンされ職場から一次会の居酒屋まで

3人で向かうことに。

道中わずか5分だったが

30分ぐらいに感じた。

これが相対性理論かと身をもって考えた。

会場に着くと一番のり。

席はど真ん中で部長と課長に

派遣社員の私がサンドイッチされた

状態で着席。

当初の予定では

私は末席で嘱託のおじいちゃんと

ちびちびやりながら、

畑の土づくりについて色々と質問しようと

思っていたがとんだ大誤算。

今週末にはじゃがいもを植えようと

思っていたのでテンションが下がった。

その後すぐに続々と残りの

メンバーが到着し席が変われずスタート。

向かいにチャラ男と赤い彗星

座ってくれたのが少しの救いだった。

あとのメンバーは逃げていった。

世の中は弱肉強食である。

 

お決まりの部長のご挨拶で乾杯し

飲み会がスタート。

そもそも部長や課長とは数回しか

会話したことがなかったので、

ジャブの打ち合いのような

無難な会話が続いた。

前職のことや次の職場、保有資格なんかの

どうでもいい話だ。

一次会のあとに二次会も有志の人たちで

とのことだったがもちろん私は

強制連行。酔いがまわった社員の人たちに

合わせて終始場を盛り上げた。

結局三次会のスナックまで連れていかれ

帰ったのは朝の四時。。。

部長と課長は楽しそうだったが

若手社員たちは説教くらったりパワハラ

されたりでもはや勤務時間と言っても

いいほどだった。

しかもけちなおっさんどもは割カンだった。

酔っ払っていたのに会計のときだけ

妙に冷静になる。

これでは老害と言われても仕方がない。

 

しかし昨今のおっさんどもも

寂しい部分もある。

管理職なので残業代なしで毎日夜遅くまで

仕事をしている。

その上パワハラだのなんだの気を遣いながら

業務をこなし、飲みニケーションも禁止。

昔に比べて若手との交流は明らかに

減っている。そんななかで自分の

気持ちも吐露できず必死に管理職を

やっている。

自分みたいな派遣社員にはわからない

プレッシャーや辛さを抱えているのだろう。

 

ただ何時に帰れるかだけは事前に知りたかった、、、

 

 

 

 

 

 

PERFECT DAYSみたいに生きたいというけれど、、、

退職前ということで今週は

特にやる気がでなかった。

毎日ゾンビのように足をひきずりながら

出勤していた。

おまけに来週は送別会。

これまでの職歴や保有資格なんかを

根掘り葉掘り聞かれるだろう。

実際に過労死寸前のプロパー社員1人から

すでに質問攻めにあった。

転職したいんだろうがお世辞にも

他社でやっていけるとは思えなかった。

きっと彼は定年まで勤めるだろう。

話の途中で、

俺は平均年収より上だからと

負け犬の遠吠えみたいなマウントを

とってきたが、残業+サービス残業

100時間以上超過しているのを知っている。

おまけに上司のパワハラ付き。

厚生労働省発表の過労死ラインである。

 

平均という言葉の虚しさを知った。

送別会当日はヘラヘラしつつ乗り切ろう。

 

最近ネットで役所広司

海外の映画祭で賞をとったと記事で見た。

私は気になってYouTube

予告編を観たり検索してみたりした。

あらすじはトイレ清掃員の

おじさんの日常を描いたものらしい。

中年男性で独身、トイレ清掃員という

設定は社会的に見れば底辺である。

しかし映画のなかのおじさんは

やさぐれずに丁寧な暮らしをしている。

趣味の読書や音楽鑑賞を楽しみ、

仕事終わりに銭湯に行って

行きつけの呑み屋でささやかな晩酌を嗜む。

自分なりの小さな幸せを見つけ

日常を大事にしている。

おじさんはちょっと知的な雰囲気もある

←ここ大事

 

当然ネットのレビューでも高評価が

大多数だった。

こんな暮らしが理想的とか日常の小さな

幸せを大事にしようとか。

 

これは是非映画館に観に行かないと!!

 

と思った。ネット検索したら近くの映画館で

毎日上映している。

今度の休みに行こうと思っている。

私も社会的地位だけ見れば

パーフェクトデイズの設定通りだ。

40歳で派遣社員、仕事は工場の設備保全

社会的には底辺で間違いない。

そのせいか

派遣社員というだけで無条件に見下される。

いやというほどマウントをとられる。

なんとクソヤローが多いことかと

思い知らされた。

派遣社員が事件をよく起こしているが

その気持ちが少し分かった。

ただ正社員も楽ではない。

平均以上稼いでいるとはいえ残業代が

なければ生活が成り立たない。

その結果過労死ライン。

太宰治はこの世こそ地獄みたいな

事を言っていた。割と正解だと思う。

 

結局幸せとはなんなのだろうか、と

最近よく考えては分からなくなる。

目の前の人と比べて勝ったとしても自分より

地位が上だったり下だったりする人なんて

無限に存在する。

マウントをとるのは無意味だと思う。

それでも人と比べて

一喜一憂してしまう自分もいる。

私にも自己顕示欲は人並みにある。

パーフェクトデイズみたいに

穏やかに毎日を楽しみたいが、

変にこじらせた中年オヤジの自分には

無理だろう。仕事終わりに

ノラジョーンズの新譜を買いに行って

1人悦に入ってるような男だ。

とんだサブカル中年ヤローに役所広司

ハードルが高すぎる。

頑張って蛭子さんがいいとこだろう。

ちなみに蛭子さんは大好きだ。

バス旅は欠かさず観ていた。

 

そんなこんなでノラジョーンズ聴きながら

休日のブレイクファーストを

しばきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1億総マルチ社会。

派遣社員タイムも残すところあとわずか。

結局送別会に参加してしまうという

事態に陥った私です。

マジで行きたくないが

周りの空気が不参加を許さなかった。

ザ・同調圧力

節目だからと周りの社員の人達に

言われて出欠表に○をつけてしまった。

チャラ男とバカボン

早々と○つけてました。

当日は席順に細心の注意をはらおうと

思っています、、、

 

そういえば最近また勉強を始めた。

高校数学の教科書をメルカリで買い、

家や喫茶店で暇潰しに勉強している。

勉強がトップクラスに金のかからない

趣味なんじゃないかと思っている。

 

最近、資格勉強する際によく行っていた

近所の喫茶店にもまた通いだした。

マスターがすごく好い人で

ちょっとしたサービスとかをしてくれる。

いつものお礼にお店の水道を

直したりもした。

そこは近所の有閑マダムやちょいワルおやじ

なんかがメインの客層。

雰囲気はおしゃれだがそんなに

気取ってない感じがとても気に入っている。

常連さんも他愛のない日常会話を

楽しんでいる。

 

そんなお店の雰囲気が最近

少し変わり始めている。

それはずばりタイトルのマルチ商法

マルチの勧誘をしている人達が

度々来店するようになっていた。

それだけではない。

意識高い系のクソ営業マンみたいなのが

仕事論や年収を声高に叫んでいる。

おしゃれな空間で夕方から夜にかけて

上っ面だけのクソおしゃれで意識高い系の

会話が繰り広げられている。

そんなのはスタバでやってくれ!

と叫びたくなる。勘弁してください!

こらえてつかあさい。

ドリンク一杯でスティージョブズ

気取るのやめてください。

追加オーダーしてあげて!

まーお店側が良しとしているんで

あれば自分がとやかく言う筋合いはない。

しかしお気に入りの空間が

なくなるのは寂しすぎる。

 

茶店だと気が散ると思い

試験前は有料の自習室に

通っていたこともある。

そこも最初はよかった。

フリードリンクもあり24時間営業。

学生から社会人まで幅広い層が

利用しており、他の人が勉強している姿を

見て自分も頑張ろうと思えた。

 

やはり自習室だけあって静かで勉強に

集中できる!最高だ!

 

と最初の1ヶ月は思っていた。

しかし悪夢が訪れた。

自習室は資格カースト制度

支配されていることに気づいた。

公認会計士や司法試験などの士業系の

資格を頂点とするピラミッド構造が

出来上がっていた。

ちなみに自分は宅建を持っていたが

そんなのはピラミッドの底辺。

奴隷階級だった。ピラミッド作るときの

石を運ばされていた身分。

士業の受験生が入室してきた際は

参勤交代時の農民のように

頭を垂れていた(嘘)

 

そんなカースト制度に支配された

空間はどうなるか?答えは簡単。

でかいツラをしやがるヤカラが現れる。

こっちは勉強しているのに

横で勉強仲間とぺちゃくちゃお喋り。

お喋りの内容は資格試験に合格し

就職したら別荘を買うだのポルシェを

買うだの。そんなの合格してから

言えよと思っていた。

真面目に勉強している高校生を

見習えと思った。

きっと高校生もこいつらみたいに

なりたくないから勉強を

一生懸命やっていたんだと思う。

 

そこの自習室はよく仲間内で

呑みに行ったりサークル活動、

セミナーなんかも

やっているようだった。

ゴルフのサークルもあった。

ヤカラどもは

試験に合格すらしてないのに

弁護士か公認会計士の気分で

自習室に来ているようだった。

自分は幸い通い始めて3ヶ月で

試験に合格した。

合格した翌月に退会申請に行ったが

ニセ弁護士どもは試験が

終わったのにたむろしていた。

きっと試験に落ちたのだろう。

私は天に感謝の祈りを捧げて

この人たちをどうかお救いくださいと

祈り(嘘)自習室を後にした。

 

どこに行っても最近こんな状況である。

安息の地を探し求めていろんな喫茶店

カフェに行くが必ずくそな

意識高い系のでかい声に邪魔される。

高い金を払っていた自習室でさえ

そんな状況だった。

意識低い系の自分は生きづらい。

非常に生きづらい。

1億総マルチ社会の到来かと思う。

自分にはついていけない。

こんな世の中にどう適応すれば

いいか日々悩んでいる。