40歳からのビルメン低空飛行

40歳のおっさんビルメンがゆるーく生きていく日常。

1億総マルチ社会。

派遣社員タイムも残すところあとわずか。

結局送別会に参加してしまうという

事態に陥った私です。

マジで行きたくないが

周りの空気が不参加を許さなかった。

ザ・同調圧力

節目だからと周りの社員の人達に

言われて出欠表に○をつけてしまった。

チャラ男とバカボン

早々と○つけてました。

当日は席順に細心の注意をはらおうと

思っています、、、

 

そういえば最近また勉強を始めた。

高校数学の教科書をメルカリで買い、

家や喫茶店で暇潰しに勉強している。

勉強がトップクラスに金のかからない

趣味なんじゃないかと思っている。

 

最近、資格勉強する際によく行っていた

近所の喫茶店にもまた通いだした。

マスターがすごく好い人で

ちょっとしたサービスとかをしてくれる。

いつものお礼にお店の水道を

直したりもした。

そこは近所の有閑マダムやちょいワルおやじ

なんかがメインの客層。

雰囲気はおしゃれだがそんなに

気取ってない感じがとても気に入っている。

常連さんも他愛のない日常会話を

楽しんでいる。

 

そんなお店の雰囲気が最近

少し変わり始めている。

それはずばりタイトルのマルチ商法

マルチの勧誘をしている人達が

度々来店するようになっていた。

それだけではない。

意識高い系のクソ営業マンみたいなのが

仕事論や年収を声高に叫んでいる。

おしゃれな空間で夕方から夜にかけて

上っ面だけのクソおしゃれで意識高い系の

会話が繰り広げられている。

そんなのはスタバでやってくれ!

と叫びたくなる。勘弁してください!

こらえてつかあさい。

ドリンク一杯でスティージョブズ

気取るのやめてください。

追加オーダーしてあげて!

まーお店側が良しとしているんで

あれば自分がとやかく言う筋合いはない。

しかしお気に入りの空間が

なくなるのは寂しすぎる。

 

茶店だと気が散ると思い

試験前は有料の自習室に

通っていたこともある。

そこも最初はよかった。

フリードリンクもあり24時間営業。

学生から社会人まで幅広い層が

利用しており、他の人が勉強している姿を

見て自分も頑張ろうと思えた。

 

やはり自習室だけあって静かで勉強に

集中できる!最高だ!

 

と最初の1ヶ月は思っていた。

しかし悪夢が訪れた。

自習室は資格カースト制度

支配されていることに気づいた。

公認会計士や司法試験などの士業系の

資格を頂点とするピラミッド構造が

出来上がっていた。

ちなみに自分は宅建を持っていたが

そんなのはピラミッドの底辺。

奴隷階級だった。ピラミッド作るときの

石を運ばされていた身分。

士業の受験生が入室してきた際は

参勤交代時の農民のように

頭を垂れていた(嘘)

 

そんなカースト制度に支配された

空間はどうなるか?答えは簡単。

でかいツラをしやがるヤカラが現れる。

こっちは勉強しているのに

横で勉強仲間とぺちゃくちゃお喋り。

お喋りの内容は資格試験に合格し

就職したら別荘を買うだのポルシェを

買うだの。そんなの合格してから

言えよと思っていた。

真面目に勉強している高校生を

見習えと思った。

きっと高校生もこいつらみたいに

なりたくないから勉強を

一生懸命やっていたんだと思う。

 

そこの自習室はよく仲間内で

呑みに行ったりサークル活動、

セミナーなんかも

やっているようだった。

ゴルフのサークルもあった。

ヤカラどもは

試験に合格すらしてないのに

弁護士か公認会計士の気分で

自習室に来ているようだった。

自分は幸い通い始めて3ヶ月で

試験に合格した。

合格した翌月に退会申請に行ったが

ニセ弁護士どもは試験が

終わったのにたむろしていた。

きっと試験に落ちたのだろう。

私は天に感謝の祈りを捧げて

この人たちをどうかお救いくださいと

祈り(嘘)自習室を後にした。

 

どこに行っても最近こんな状況である。

安息の地を探し求めていろんな喫茶店

カフェに行くが必ずくそな

意識高い系のでかい声に邪魔される。

高い金を払っていた自習室でさえ

そんな状況だった。

意識低い系の自分は生きづらい。

非常に生きづらい。

1億総マルチ社会の到来かと思う。

自分にはついていけない。

こんな世の中にどう適応すれば

いいか日々悩んでいる。